一般社団法人W・H・S・Eは、インドで最貧と言われる
ビハール州スジャータ村とコンガリア村で支援活動をしています。

 

シッダルタ・クマール
-スジャータ村のスピリチュアル・リーダーとのつながり-

シッダルタ・クマール

彼の名前はシッダルタ・クマール

1979年にインド最貧のビハール州スジャータ村に生を受け、奇しくも悟りを得る前のブッダと同じ名前を授かりました。

彼がスジャータ村で生を受けた当時は、今なお貧しい村の暮らしはもっとひどい状態で、ほとんどの村人が、生活苦の中にいました。

彼自身も兄弟が多く、経済的な理由で十分な教育を受けることができませんでした。

しかし、彼は、なすすべなく日々を送る他の村人とは違っていました。

逆境をチャンスととらえ、村の現状をなんとかしようと、自らのすべてを村の発展と向上のために費やすと決心し、コルカタのマザーテレサのもとで働いたのち、村に戻りました。

いよいよ、村のために活動を開始するのです。

 

村の未来は、子どもたちへの教育にかかっている

まず、村の未来を変えるには教育しかないと、1977年、弱冠18歳にして、村に学校を作ります。

当初は村の路地で20人の生徒に授業を始めたストリートスクールでしたが、今では3階建ての校舎に幼稚園児から中学生まで420人の生徒を抱えるまでに成長しました。

niranjanapublicwelfareschool  ニランジャナスクールで授業を受けている子供達

このニランジャナ・パブリック・ウェルフェア・スクールは、宗教、カースト、出自に関係なく、誰もがほぼ無償で教育を受けることができ、毎日、子どもたちが目を輝かせながら通っています。

元々は完全に無償だったのですが、自分が子どもの授業料を払っているのだ!という親の自覚とプライドを高めるため、ほんのわずかな金額を、払える親には払ってもらっているとのことです。

 

第一期生の一人、アジャイは極貧家庭に育ちましたが、中国で起業して成功しています。

そして、その自分があるのは、ニランジャナ・スクールのおかげ、シッダルタさんや当時校長だったディベンドラさんのおかげだと言い、感謝の心を忘れない思いやりあふれる青年です。

これから第2、第3のアジャイが育ち、村にその才能を還元していくことでしょう。

シッダルタさんが作ったニランジャナ・スクールの自立した人を育てるための教育内容の素晴らしさには目を見張るものがあります。

 

その後もシッダルタさんは、寄付を募り村での社会貢献活動を進めるために、「ニランジャナ・パブリック・ウェルフェア・トラスト」を設立し、次々と村のためのプロジェクトを進めています。

スジャータ村よりもずっと貧しい近隣の村に、2つの学校も建設しています。

 

女性の支援も大切です

スジャータアシュラムの女性達  スジャータアシュラムで裁縫を学ぶ女性達

スジャータ村は貧しい農村でしたので、特に女の子への教育は、男の子よりも後回しにされてきました。

一定年齢以上の女性たちは読み書きができない人が多いですし、残念ながら、やはり今でも学校に通っていない子どもたちの多くは女の子だそうです。

村には農作業以外に女性が働けるような場所はなく、女性が職につき、現金収入を得ることはとても難しい状態です。

結婚するまでは両親に、結婚後は夫やその家族に経済的に依存しなければならないため、経済的に自立することはスジャータ村の女性にとって、とても難しい状態なのです。

そんな女性たちの自立支援のために、コミュニティ・センター「スジャータ・アシュラム」を設立し、女性たちに読み書きや縫製技術を教え、現金収入の道を開くことに成功しています。

スジャータアシュラムで裁縫を学ぶ女性

また、近隣のコンガリア村にて、植林活動などの農林業プロジェクト、病院がない村に無料の診療所の設置をするなど、精力的にプロジェクトを推し進めています。

 

スジャータ村クリーニングプロジェクト

インドスジャータ村クリーニングプロジェクト  インドスジャータ村クリーニングプロジェクト

インドでの大きな問題の一つが、ゴミ問題です。

20年ほど前までは、スジャータ村も目立つゴミなどない美しい村だったそうですが、今では家庭やお店から出るゴミが道端や空き地、川にあふれています。

村にはゴミの収集システムがないのです。

「このままでは、いけない!美しいスジャータ村を取り戻したい!」

そんな強い思いから、シッダルタさんを中心としてスジャータ村・クリーニング・プロジェクトが立ち上がりました。

当初、私たち一般社団法人W・H・S・Eも積極的に関わり、ゴミ収集システムの確立やゴミ分別の啓蒙活動に取り組み始めました。

しかし、外から与えられたものではなく、住民自ら作り上げたものでなければ根付かないと村の中心層の考えから、一旦、私たちはプロジェクトを見守っています。

 

排水溝問題

インドスジャータ村の排水溝問題  インドスジャータ村の排水溝問題

政府が以前に整備した簡易な排水溝は、村のあちこちで詰まって汚水の池ができたり、フタが外れて排水溝がむき出しになるなど、危険な状態でした。

しかし、村の財政難で、修理ができませんでした。

ところが、このクリーニングプロジェクトメンバーの働きにより、2019年、政府の審査がとおり、5,000万円以上の公的資金が投入され、村の排水溝整備と道路の舗装が始まっています。

スジャータ村のクリーニングプロジェクトで道路の舗装が始まった様子  スジャータ村のクリーニングプロジェクトで道路の舗装が始まった様子

 

大きな未来を創る!コンガリア村構想

コンガリア村の子供達  コンガリア村の広大な敷地と夕日

スジャータ村から6kmほど離れたコンガリア村。

貧しいけれど、人々が大地に根付いて暮らしている究極のパワースポットです。

村人から大切にされている聖木「サティーの木」の下には、古代の寺院が眠っているという伝説があります。

インドコンガリア村にある神聖なサティの木

コンガリア村で最も強力で神聖なエネルギーを持つとされている「サティの木」。

 

このサティーの聖木は、高次元の強いエネルギーを放っていると言われています。

しかし、もともとは緑豊かなジャングルだった村は、20年ほど前から貧しさゆえに木を伐採して安値で販売し続け、ついには砂漠のような光景の広がる、痩せた土地になってしまいました。

シッダルタさんともかかわりの深いこの土地で、無償の学校と孤児院の建設、植林活動、有機栽培、農園の運営など、村の明るい未来のための取り組みがなされています。

給食に使われる野菜をここでは育てている。スジャータ村の孤児院や学校にも支給される。

コンガリア村のマンゴーの木

広大な敷地に広がるマンゴーの樹。

 

シッダルタさんと私たち一般社団法人W・H・S・E メンバーは、このすばらしい夢の土地に、すべての人が潜在意識とつながって生きていくためのヒーリング・リトリート・センターを作る構想を共有して、実現に向けて一緒に動き始めています。

私たちは、シッダルタさんの活動を支援しています。